代表あいさつ

25歳のある朝、目覚めると私の目の前からは光が無くなっていました。これが私の視覚障害の始まりでした。

すぐに脳裏を横切ったのは新築したばかりの家のローンと、今の仕事は続けられるだろうかとの不安でした。幸いなことにできることをやればいいと就労環境を整えてくれた勤務先や家族始め多くの友人知人に支えられながら今に至っています。

恵まれていたとはいえ多くの難問に伴う苦悩の日々は多々ありました。

乗り越えられた方法のひとつに

《困っていることは、困っていた人に聞いてみよう!!》ということでした。

とはいうもののどこに行けば困っていた人に出会えるの? ネット社会とは縁遠かった時代、行政から送られてきた「見えない人、見えにくい人の健康講座」に参加したのが出会いの第一歩でした。

同じ悩みを持っていた多くの人と出会え、これまで想像もできなかった世界に踏み出すことができました。

個人情報保護が叫ばれている昨今、大切なことは間間違いありませんが過度の保護は出会いの機会を阻害し、地域社会での孤立を深めるの要因として危惧しています。

このホームページをご覧いただき、興味を持たれた方は通信欄にてアクセスしてみて下さい。

また、耳寄りのアイディア等もお聞かせください。

平成31年4月1日
柏市視覚障害者協会 会長 渡部 利一

柏市視覚障害者協会とは

問題解決の糸口が見えてくる!!

視覚障害と一口で言っても人それぞれが異なる様にさまざまです。困ったことは一人で悩まず同じ障害を持つ障害者に聞こう!

私達、柏市視覚障害者協会は会員相互の融和協調を深めると共に、視覚障害者の権利を守り、福祉の増進と生活の向上に寄与することを目的に1975年(昭和50年)4月1日に設立された当事者、家族の会です。

目的達成の為以下のような事業に取り組んでいます。

  1. 視覚障害者の理解促進並びに固有の問題に取り組む事業。
  2. 会員の交流と融和のための事業。
  3. 千葉県条例に基づく障害者の権利と差別撤廃のための事業。
  4. バリヤフリーに基づく街づくりのための事業。
  5. 他の障害者との交流と理解促進のための事業。
  6. その他目的実現のために必要な諸事業。

 本会の会員は目的に賛同して入会した資格障害当事者、家族個人の正会員及び本会の事業を賛助するために入会した個人及び団体の活動支援会員で構成されています。

会員は原則柏市内に在住、在勤、在所者ですが他地域に居住している、入会希望者は、審議してこれを認める場合がありますのでご相談ください。

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